Google App Engineで作るFacebookアプリケーション「The Slap」
既存のWebサービスと連携する場合は別だが、Facebook専用のアプリケーションを作って公開する際、サーバを立てるというのは面倒に感じてしまう。簡単なウィジェットだけに、本家でホスティングさえして欲しいくらいだ。
FacebookアプリケーションをGAE上で動かす
ブログパーツやOpenSocialなど、今後ミニアプリケーションを簡単に作って公開したいというニーズは増えていくはずだ。そこで使えるのがGoogle App Engine(GAE)だ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはThe Slap、GAE上で作られたFacebookアプリケーションだ。
The Slapは友人に対してSlap(罰?)を送ることができるFacebookアプリケーションだ。筆者環境では友人リストが出てこず、メッセージを送ることができていない(targetの取得法が分からない…)。アプリケーション画面では、既にSlapを送った人たちのリストアップもされている。
アプリケーション情報
メッセージを送る云々というよりも、The Slapの面白さはFacebook用のミニアプリケーションをGAE上で構築した点にある。GAEのPythonを使い、Facebookアプリケーションを開発すれば、自分でサーバを用意する必要もなく稼働が可能だ。OpenSocialでもそれは同じように考えられるだろう。
大型のアプリケーションでは難しいかもしれないが、単機能の小さなWebアプリケーションであればGAEは最適な動作環境になる。特にウィジェットはそうだろう。OpenSocialやブログパーツ開発の際にはぜひGAEを活用してみよう。
theslap-engine - Project Hosting on Google Code