CouchDBを使ったチャットシステム「Toast」
CouchDBはWeb2.0(?)型のDBだと言われている。リレーショナルではなく、アクセスにはHTTP通信を用いて行う。RESTfulなインタフェースを提供しており、それを使ってデータを取得するのだ。
CouchDBを用いたチャットアプリケーション
RESTfulなので、機密性を必要としなければJavaScriptでも手軽にアクセスできることになる。そしてCouchDBを使って作られたのがToastだ。
今回紹介するフリーウェアはToast、CouchDBを使ったチャットシステムだ。ソースコードは公開されているがライセンスは明記されていなかったのでご注意いただきたい。
Toastはチャットルームと発言の階層構造になっているチャットシステムだ。言わずもがなCouchDBを利用しており、JavaScriptだけで動作している。反映はほぼリアルタイムで行われるので、ストレスは感じない。
発言の反映は速い
発言は内容のみで、ユーザ名とGravatar用のメールアドレスそしてURLが入力できる。日本語も利用できるので、Lingrにも似た楽しさがあるのではないだろうか。CouchDBとは関係ないと思われるのだが、発言の反映は実に速い。
RESTfulでアクセスできるので、セキュリティがほぼ不可能という欠点はあるだろう。だがWebアプリケーションをローカルで動かしたり、パブリックなWebアプリケーションに対してDBにクライアントサイドから直接接続できるという利点は大きい。Toastはその可能性を感じさせてくれるアプリケーションだ。
Welcome to Toast
http://jchrisa.net/toast/_design/toast/index.html
jchris’s toast at master - GitHub