MOONGIFTではソフトウェアを紹介する関係上、スクリーンショットをよく撮る。Windowsの場合、スクリーンショットで撮ったデータがクリップボードに入るのが難点だった。Mac OSXの場合はファイルとして保存されるが、ドロップダウンを表示した状態でスクリーンショットを撮るのが不便だった。

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アプリケーションのウィンドウをまとめて撮影できる

 

どちらも得手不得手はあるが、それを補うソフトウェアも存在する。Mac OSXの場合便利なのがSimpleCapだ。

今回紹介するフリーウェアはSimpleCap、シンプルながら便利なキャプチャソフトウェアだ。

SimpleCapの便利な所はまずスクリーンショット機能の多様さだ。ウィンドウ、範囲選択、メニュー、スクリーン、アプリケーション、ウィジェットとあり、それぞれがタイマー機能をもっている。タイマーは10秒後の撮影でマウスカーソルも一緒に撮影される(設定は変更可能)。

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メニューだけの撮影もできる

 

アプリケーションのスクリーンショットは、ウィンドウが分かれていても同じアプリケーションを一つのスクリーンショットに収めてくれる。ドロワーを撮影したり、ドロップダウンリストを使った場合、フローティングウィンドウも一緒に撮影したりするのに便利だ。

メニューの撮影機能を使えば、画面上部のメニューだけを撮影できる。全体を撮影して切り抜く必要はない。範囲選択する場合は、範囲の枠を自由に変えてから撮影ができるのでミスが少なくて済む。画像アイコンを隠したり、ウィンドウの影のあるなしを選択することもできる。細かな設定が可能だ。

スクリーンショットを撮るツールは数あれど、シンプルさと便利さを兼ね備えたものとしてはSimpleCapが抜群に良い。スクリーンショットを撮影する機会の多い方は必見だ。

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設定画面

 

MacOSX用スクリーンキャプチャ SimpleCap
 http://xcatsan.com/simplecap/