最初にお断りしておくと日本語は文字化けする。だがこれは間違いなく便利だ(日本語対応すれば)。Emacsなどのソフトウェアではコピーした内容がヤンクに入り、Ctrl-yで貼付ける際、続けてM-yを押せば一つ前のヤンクが貼付けられる。コピー履歴を簡単に呼び出せるのだ。

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クリップボードを履歴管理する

 

同様の機能をWindowsにも持たせてくれるのがCopyPasteToolだ。

今回紹介するフリーウェアはCopyPasteTool、クリップボード履歴ソフトウェアだ。

CopyPasteToolは貼付けた後、そのままCtrl+vを押せば(Ctrlキーは放さず)一つ前のクリップボード情報が貼付けられる。複数前の履歴もそのまま貼付けを押し続ければ表示されていく。

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タスクトレイに常駐する

 

惜しむらくは日本語が文字化けてしまったことだ。しかしそれ以外はごく自然な操作でとても使いやすい。いちいち管理されているリストを見る必要もなく、数字で貼付ける情報を指定する必要もない。ただCtrlキーを放さずにvキーを押すだけで良いのだ。

利用できるのは文字情報に限るので注意が必要だ。クリップボードの拡張ソフトウェアはいやというほど存在する。なぜOS標準で対応してくれないのか分からないほどだ。テキストをメインに手軽に使う際にはCopyPasteToolがとてもお勧めだ(日本語が文字化けるが…)。

 

CopyPasteTool - copy and paste text software

 http://www.copypastetool.com/