ケシポン という商品をご存知だろうか。住所や氏名が書かれた文書に対して、該当部分に判子を押すと、英語や記号などが入り交じった文字が押されて元々あった文字が見えなくなるという代物だ。送り状やはがきなどで手軽にプライバシーを守りたいという時に便利な商品だ。

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説明すら消しポンされている…

 

そんなケシポンをWeb上で行えるのが消しポンAPIだ。

今回紹介するフリーウェアは消しポンAPI、Web上のケシポンだ。ソースコードは公開されているが、ライセンスは明記されていなかったのでご注意いただきたい。

消しポンAPIは文字列をGETで送ると難しい漢字を間に挟みつつ表示してくれるというWeb APIだ。漢字は「鷹」「懲」「馨」など画数の多いものが並んでいる。これらに混じることで元々の文字が何だったのか分からなくなってしまうという代物だ。

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ほら、読めないでしょ?

 

パラメータは4つ用意されており、 ソースや何を消しポンするかなどを指定できる。自分の好きな文字を消しポンに利用することも可能だ。なおデータはUTF-8で送らないといけないのでご注意を。

さて実用性についてだが、あえてここでは触れないようにしたい。デモサイトサンプルがあるので、そちらで試して何の役に立つか、おのおので判断していただきたい。

 

**Uchimata’s keshipon at master - GitHub

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http://github.com/Uchimata/keshipon/tree/master