あなたは書ける?いや読める?「Kit's JavaScript Brainfuck Interpreter」
世の中には色々なプログラミング言語が存在する。動作環境や目的によって使い分けるべきプログラミング言語ではあるが、世の中には理解するのすら難解な言語も存在する。例えばスペース、タブ、改行だけで記述するWhitespaceもその一つだ。
きちんと出力されるのが驚き
そして><+-.,[]などの起動だけで記述するのがBrainfuckだ。あまり良い言葉ではないので通常はBrainf*ckと書いたりする。そのBrainf*ckインタプリタをJavaScriptで記述したのがKit’s JavaScript Brainfuck Interpreterだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはKit’s JavaScript Brainfuck Interpreter、Brainf*ckをJavaScript上で実行するソフトウェアだ。
Kit’s JavaScript Brainfuck Interpreterのデモを見ても分かるが、はっきり言って何が書いてあるのかはさっぱりだ。だが実行するとHello World!と出力される。サンプルの他にも幾つかのソースが動作するが、ものによってはJavaScriptがハングアップするので注意して欲しい。
別なコードも動作する
実用性については問わないでいただきたい。なお、元々はコンパイラができるだけ小さくなるような言語として考案されたらしい(via Wikipedia)。なのでコンパイラのサイズは123バイトで、インタプリタは98バイトしかないらしい。Kit’s JavaScript Brainfuck Interpreterは残念ではあるが、難読化して775バイトある。
もっとバイト数を減らそうと思えばその余地は大きそうだ。さらに動作しないソースを含めて動作できるようにすることも考えられる。頭の体操としても面白そうなソフトウェアだ。
Kit’s JavaScript Brainfuck Interpreter v0.1