WordPressをWeb Slice対応に!「webslicer」
やばい、Webはどんどん新しい試みがなされている。ちょっと放っておくとすぐに置いていかれてしまう。IE8から登場した技術が「Web Slice」だ。これはマイクロフォーマットの一種で、Webサイトの一部を切り抜いて情報を配信する技術だ(勘違いがあればご指摘いただきたい)。
マイクロフォーマットを埋め込めばこのような表示(Firefox3にて)
これにより日々更新されるデータを効率的に配信、受け取れるようになる。RSSフィードに似ているがWebサイト全体ではなく一部の情報だけを配信すると言った方が良いかも知れない。IE8のみならずFirefox向けにもアドオンが登場している。そしてWordPressでもこのWeb Sliceに対応できる。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはwebslicer、Web Slice対応にするWordPressプラグインだ。
Web Sliceの場合、通常はWebサイトの一部を切り抜くが、ブログの場合は時系列に沿って記事が追加されていくのであまりアップデートされることはないだろう。そのため、webslicerではフィードをそのままWeb Slice対応にする。
サンプル
フィードの購読と変わらないと言えばそれまでだが、RSSフィードが一般ユーザに普及していない中、もしもWeb Sliceが流行ればそこに対応している意味はあるだろう。なお、通常はWebサイト内にWeb Sliceのアイコンが表示されるのだが、webslicerでは表示されないようだ。
Web Sliceは今の所、eBayや価格コムのような商品情報が更新されるようなサービスで利用されている。他にもリッチな情報配信手段として期待されているようだ。あなたのブログもwebslicerを使ってWeb Slice対応してみてはいかがだろう。
**webslicer -Google Code