Mac OSXの良い所は、買った直後から開発ツールが提供されている点にある。その中にはアプリケーションインタフェースを簡単に作ることが出来るInterface Builderもある。デザインは色々と悩む所なので、ドラッグアンドドロップで簡単にMac OSXらしいインタフェースが組み立てられるのは便利だ。

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BWToolkitはInterface Builderプラグイン

 

だが時にはこういうコンポーネントがあればなぁと思うことがあるかも知れない。そんな時に役立つのがBWToolkitだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはBWToolkit、Interface Builder3用プラグインだ。

BWToolkitは多数のコンポーネントを収録しており、かゆい所に手が届くプラグインになっている。フローティングウィンドウ用のコントロールや、タブで切り替わる初期設定ウィンドウをコーディングレスで作成できるようになっている。

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フローティングウィンドウに適したコンポーネントが多数

 

他にもボタンバーやちょっとデザインの異なるスライダーなどが提供されている。何より、公式サイトにはそれらを使ってiCalやiTunes風インタフェースを実現する動画が閲覧できるようになっている。これはインタフェース構築の手順として非常に有益なものになりそうだ。

Mac OSXは徐々にシェアを伸ばしつつある。そしてMac OSXユーザを相手にアプリケーションを提供しようと思ったら生半可なインタフェースでは使ってもらえないだろう。BWToolkitを使い、一歩進んだインタフェースを提供しよう。

 

**BWToolkit - Interface Builder Plugin for Cocoa on Mac OS X

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http://brandonwalkin.com/bwtoolkit/