JavaScriptで任意の場所にスクロールバーを付ける「jScrollPane」
JavaのSwingにあるJScrollPaneクラス。ウィンドウをはじめとした他のコンポーネントにスクロールバーの機能をつけることができる。これにより狭い範囲であっても多くの情報を載せられるようになる。
スキンにも対応したスクロール機能を提供する
Webページでもそれは同様だ。溢れてしまった文字の扱いをどうするかCSSで設定するのがoverflowだが、それをもっと高機能にしたのがjScrollPaneだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはjScrollPane、jQueryプラグインのスクロールプラグインだ。
jScrollPaneはDivタグに対して使う機能で、文字がはみ出した場合にスクロールバーを付けてくれるプラグインだ。スキン機能に対応し、Windows XP風やMac OSX風を使えたり、スクロールバーを一般的な右側でなく、左側にもうけることもできる。
多段のスクロール
コンテンツをAjaxで取ってきて、その文字の長さに応じてスクロールバーを表示/非表示切り替えることもできる。他にもアンカータグに対してスムーズなスクロールをしたり、一定の間隔でスクロールを行うこともできる。
Firebugに対応しておりデバッグメッセージを送信する機能もある。縦長のページが多い中、jScrollPaneをうまく使えば情報をほどよく切り分けて表示できるようになるだろう。多用は禁物だが、使いようによってはページ構成がとても良くなりそうなソフトウェアだ。
デバッグメッセージ送信
**jscrollpane -Google Code