iTunesライクなインタフェースのメディアストリーミングサーバ「Yass Project」
ローカルのコンピュータではない場所で音楽を聴ければ、オフィスや遠隔地でも音楽を楽しめるようになる。既に様々なメディアサーバ機能をもったソフトウェアが存在するが、音楽を楽しむのにインタフェースが重要と考える人であれば、Yass Projectが気に入ってくれるだろう。
まるでiTunesのようなインタフェース
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはYass Project、Yet Another Streaming Serverを略したソフトウェアだ。
Yass ProjectはJavaベースのソフトウェアで、LinuxやWindows、Mac OSXで動作する。Mac OSX向けには実行ファイル形式で提供される。warファイルも配布されているので、既に動いているアプリケーションサーバに載せることも可能そうだ。
設定画面
Mac OSX版を実行すると、8080番ポートを使ってWebサーバが立ち上がる。ブラウザでアクセスすると全体がFlashで作られたクライアント向けインタフェースが開く。そのインタフェースはまるでiTunesのようになっている。
初回のログイン時に管理者のID/パスワードを決め、メディアがあるライブラリのパスを入力する。筆者環境ではそこからうまくメディアの情報を取り出せなかったが、通常であればMP3ファイルを感知してリストアップしてくれるはずだ(エラーはデータベース周りのものだったが)。
プレイリストを登録したり、最近の曲、ジャンルなどで絞り込むこともできる。検索機能も実装されている。音楽を楽しみたい人にはぴったりのソフトウェアと言えそうだ。
Yass Project
http://yaass-project.sourceforge.net/
SourceForge.net: Yaass:Yet Another Streaming Server