Mac OSXに標準でバンドルされている写真管理ソフトウェアであるiPhoto。iPhoneとの連携やAppleTVなどとも利用ができるとあって便利なソフトウェアなのだが、色々な写真を取り込んでいる内に、重複した写真を取り込んでしまっていることがある。

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調べてみた所、1000枚以上の写真が重複してしまっていた。取り込む時にチェックしてくれれば良いが(デジカメの取り込みの際にはしているようだが)、どんどん写真を撮ってしまうデジタル時代の性なのかもしれない。だがそれを解決する方法も既に存在する。

今回紹介するフリーウェアはiPhoto Diet、iPhotoの写真を重複チェックしてくれるソフトウェアだ。ソースコードは公開されているが、ライセンスは明記されていなかったのでご注意いただきたい。

iPhoto Dietの使い方は簡単だ。とは言いつつも、日本語のiPhoto 6ではうまく動かず(Libraryという名称で起動チェックができない。日本語版ではライブラリ)、一時的に言語環境を英語に切り替える必要があるようだ。これは筆者環境が外部ドライブに保存しているのが原因かもしれないので、他の方であれば特に問題ないかも知れない。

起動してチェックする条件やその後の処理を決めたら実行すれば良い。別なアルバムを作って、そこにまとめてくれたり、iPhotoのゴミ箱に入れてくれたりする。iPhotoの場合、サムネイルなどを自動で生成するために単純にファイルを削除すれば良い訳ではないので、iPhoto Dietが問題を解決してくれる。

自動的にiPhotoライブラリを見つけてくれるが、他のPCのものでも登録してチェックすることができる。iPhotoライブラリを複数使って切り替えているユーザに便利な機能だ。

起動時に自動実行する機能があり、これはCronなどで定期的に実行して夜間などに整理できる機能だ。どんどん撮りためていった写真を整理する際にはぜひ使ってみて欲しいソフトウェアだ。

 

iPhoto Diet

 http://www.rhythmiccanvas.com/software/iphotodiet/index.html