SafariでFlashを自動読み込みをさせない「ClickToFlash」
Mac OSXとFlashの相性はあまり良くない。SafariなどでFlashビデオを見ていると一気にCPUの使用率が上がってしまう。他の作業まで影響を受けてしまうので、見たいと思った時までFlashを読み込まないのが良い。とは言え忘れないようにWebページを開いておきたいという人も多いだろう。最近ではFlashを使った広告も多いので、そのためにCPUパワーが使われるのも避けたい所だ。
自動再生されないようにダミーの画像が表示される
筆者自身、その悩みがあったが解決してくれるちょうどぴったりのソフトウェアがあった。それがClickToFlashだ。
今回紹介するフリーウェアはClickToFlash、SafariでFlashを自動読み込みさせないようにするソフトウェアだ。ソースコードは公開されているが、ライセンスが明記されていなかったのでご注意いただきたい。なお、元々Google Codeで公開されており、その時にはMITライセンスだったようだ。
ClickToFlashはSafari(WebKit)のプラグインとしてインストールされるソフトウェアで、インストールごとにFlashを表示しようとするとダミーの画像(Flashと書かれている)が表示されるようになる。これをクリックすればFlashが読み込まれる仕組みだ。
クリックでロードされ、再生開始
試してみた限りではこれはなかなか便利だ。無用なバナー広告も画像に置き換わってくれるし、Youtubeなどをバックグラウンドに開いておいて、後で見るといった使い方にも向いている。自動的に再生してほしいというニーズもある中、逆に再生しないという選択肢が面白い。
なお、デフォルトでは全てのFlashコンテンツに対して適用される。Optionを押しながらクリックするとコンテクストメニューが表示され、ドメイン単位でのホワイトリストへの追加ができる。自動再生して欲しいサイトや、RIAに特化したサイトなどでは有効にしておいた方が良さそうだ。
**rentzsch’s clicktoflash at master - GitHub