仮想化デスクトップを使いこなすと生産性が向上する。気持ちを切り替える際にも使えるし、作業内容に応じて必要なものだけをピックアップしておけばすぐに手が届き作業がはかどることだろう。

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タスクバーに表示される仮想化デスクトップ

 

シンプルで、それでいて役に立つのがLinuxで標準に利用されている仮想化デスクトップ機能だ。タスクバー部分に小さな画面を表示するだけなので邪魔にならず使いやすい。それをWindowsでも実現するのがWindowsPagerだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはWindowsPager、タスクバーに表示される仮想化デスクトップソフトウェアだ。

WindowsPagerを立ち上げるとタスクバーに4つの小さなウィンドウが表示される。これが仮想化デスクトップだ。それぞれの枠をクリックするとデスクトップが切り替わる。最初は一番左の枠に現在表示されているアプリケーションのウィンドウが見えるはずだ。

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メニューから移動させることもできる

 

ウィンドウを移動させるにはCtrlキーを押しながら小さなウィンドウを別なデスクトップに移動させるか、ウィンドウのメニューから行う。筆者環境ではCtrlキーを押しながらの操作ができなかった。

また、仮想化デスクトップの切り替えはCtrlキーを押しながら数字キーを押せば切り替わる。ブラウジング用、提案資料作成用、開発用などそれぞれお好みで環境を作れば便利になるだろう。

全ての仮想化デスクトップに表示する設定や、常に前面に表示するなどの指定もできる。仮想化デスクトップを手軽に使いたい方にお勧めできるソフトウェアだ。

 

**WindowsPager

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http://windowspager.sourceforge.net/

SourceForge.net: WindowsPager

 http://sourceforge.net/projects/windowspager/