実は知らなかっただけという話でもあるが、便利なのでご紹介。FreeMindはJava製のアプリケーションとあって、Webブラウザベースでもアプレット経由でマップを操作することができる。FreeMindがサーバ化する機能なのだが、Javaというのがネックで動作が重たくいまいち流行っていない。

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FreeMindのファイルを表示するFlashビューワー

 

大方のニーズとしてブラウザでマインドマッピングを操作したい訳ではない。ただ閲覧したいのだ。その目的であれば使えるのがこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはFlash browser for FreeMind、FreeMindのデータをFlashで見るためのビューワーだ。

Flash browser for FreeMindはJavaScriptとFlashで簡単にFreeMindのデータを閲覧できる。再現性は意外と高く、日本語の表示はもちろん、アイコンの表示や外部リンクも動作する。FreeMindのファイルはそのままで、何も変換せずに使えるのが便利だ。

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日本語の表示も可能

 

検索機能を使えば日本語の検索もできる。ノードに対するメモはアイコンが表示されてマウスを持っていけば説明が表示される。ノードはクリックすれば展開/格納ができる。表示の拡大や縮小も簡単にできる。

他にもバックグランドの色を変えたり、ノードに影をつけることもできる。表示はマウスでドラッグして移動させることが可能だ。このソフトウェアを使えば、マインドマッピングの利用幅が大きく向上するのではないだろうか。FreeMindを活用されている方はぜひ知っておきたいソフトウェアだ。

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元ファイル。再現性は高い。

 

**Flash browser - FreeMind - free mind mapping software

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http://freemind.sourceforge.net/wiki/index.php/Flash_browser