複雑なWebサイトデザインを容易に実現するテンプレート「YAML」
なぜデザインとYAMLが関係するのだろうと思ったが、ここでは「Yet Another Multicolumn Layout」の略らしい。つまりマルチカラムのデザインを容易に実現するためのCSSテンプレートということだ。
整ったデザインが簡単に手に入るのはすばらしい!
Webプログラマの一番の悩みどころがデザインだ。特にCSSを使ってマルチカラムや入れ子になっているデザインは難しい。高さをそろえたり、メニューを横並びにしつつ、次の要素では違う表示など、複雑になればなるほど放棄したくなってくる。それがFirefox/IE/Safariなどのブラウザにも対応するとなれば尚更だ。そこで登場するのがYAMLだ。
今回紹介するフリーウェアはYAML、複雑なマルチカラムデザインテンプレートだ。
YAMLでは多数のサンプルが用意されている。単純な2または3カラムを基本として、グリッド化されてページの幅に応じて変化するもの、メニュー部分の幅は固定のもの、3カラムの他に複数カラムが混在しているもの、ダイナミックにレイアウトを変更するものもある。HTMLはXHTML validなものだ。
あまりに複雑で自分で作れるような気がしない…
カラムの高さを統一したり、ページの最下部にフッターを表示するものなど、役立ちそうなものがたくさんある。さらにWebアプリケーションとして提供されているビルダーを使って、自分だけのデザインを生成することもできるようになっている。
開発はプログラミングばかりではなく、デザインも含めて行わなければならない。だが苦手な分野に手を入れるとどんどんやる気が失せてしまう。YAMLのようなテンプレートを使って、なるだけ楽に、しかし高品質なデザインを実装しよう。
グリッドに対応して自在にレイアウトが変化する
WebベースでデザインするYAML Builder
Home: Yet Another Multicolumn Layout | An (X)HTML/CSS Framework
**YAML Builder | A tool for visual development of YAML based CSS layouts