日本語ではタッチタイピングができても、英語では利用するキーの数が多いため苦手という人もいるのではないだろうか。また、声に出す音感と実際のスペルが異なるのも覚えづらさにつながっているかも知れない。そんな時はとにかく指を動かして覚えるのだ。

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上が見本。下に文字を入力していく

 

意味もなくタイピングをしていても面白くはない。そこで好きな小説の文章を使ってタイピング習得に役立てようというAmphetypeだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはAmphetype、Windows用タッチタイピング練習ソフトウェアだ。

Amphetypeはソースとして自由にテキストファイルを選択できる。映画やドラマのスクリプトを当てはめるのも良いかも知れない。そして表示されている単語をタイピングしていくのだ。間違っているとテキストエリアが真っ黒になるのですぐに分かる。

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テキストソース

 

結果は完了した時点で計測される。その中には間違いやすいキーも出てくるので「c」が苦手なのか、とか「Q」を押し間違えているなどといった情報が得られることだろう。苦手な場所が分かれば、タイピングがもっとしやすくなるはずだ。

早さも出るが、そこにはあまり重点は置かれていない。とにかく間違わずに正確に入力することが重要だ。

間違いをそのままにしておくと、正確に書くべき文書でもつい間違って入力してしまう。都度直すようにしておけば間違いの少ない奇麗な文章につながるはずだ。

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結果のグラフ

 

**amphetype -Google Code

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http://code.google.com/p/amphetype/