これは秀逸!大事なファイルをタグを付けて管理「Tags」
これは何なのだろうと理解するまでに時間がかかってしまった。だが、理解できるとなかなか秀逸で面白いソフトウェアと言えなくもない…ような気がする。Tagsをダウンロードすると、Mother Tag.appというアプリケーションが展開される。後は別な色をしたアイコンファイルが多数。これが全てだ。
これで一体なにをしろと…
そしてMother Tag.appを立ち上げるとフォルダが空くのみ。これで何をしろというのか…なぜMother(=母親)なのか、さっぱり分からなかった。この説明だけで理解できたとしたら、あなたは相当に勘が良いと思う。分からない方は詳細で説明をするのでご覧いただきたい。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTags、ファイルをタグ管理するソフトウェアだ。
Tagsの仕組みはこうだ。まずMother Tag.appを自分で使いたいタグの名称の分、コピーする。そして例えば「Math.app」や「メール.app」のようにタグ名に書き換えていく。さらにタグによって色を変えたいと思うので、各アプリケーションの情報を見て、アイコン部分に他のアイコンファイルをドロップしていく。
こんな感じに登録すると便利?
それが終わったら準備は完了だ。任意のファイルをタグアプリケーションにドロップすれば、タグアプリケーションの中にショートカットファイルが作成される。タグアプリケーションをダブルクリックすれば、フォルダが開いてファイルにアクセスできるようになる。
つまりTagsはファイルのショートカットを自分自身の中に作成するアプリケーションと言える。そしてランチャーのようにファイルにアクセスしやすくするのだ。ちなみにMotherは母親でなく、基という意味のMotherになる。手作業でフォルダを作って、ファイルのショートカットを入れる、という手間を軽減してくれるのだ。
この説明でも分かりづらいのは否めない。だが、実際に使ってみると何をするものなのか理解できると思う。これはこれでなかなか便利だと思われるので、一度お試しいただきたいソフトウェアだ。
タグフォルダにアクセスした所
**SourceForge.net: Tags