撮った後の機能が便利なスクリーンショットツール「ZScreen」
良く知らないだけかも知れないが、Windowsはなぜスクリーンショットを撮ると、クリップボードにコピーされるのだろうか。オフィス系文書に貼付けるのに便利かも知れないが、サイズが大きくなりがちだし、ちょっとした加工をするのも不便で再利用性が悪い。個人的にはCapture Staffを使ってスクリーンショットを撮っている。
スクリーンショットを取得した後のことを考えたソフトウェア
だがただ撮っているだけなら良いが、その後何らかの処理を行うという場合はZScreenのが使い勝手が良いかも知れない。
ZScreenはWindows用のオープンソース・ソフトウェアで、スクリーンショットの取得はもちろんその後のことまで考えられたスクリーンショットツールだ。
ZScreenでは画面全体、ウィンドウそして範囲指定と3つのパターンに応じたスクリーンショットが取得できる。撮った後、クリップボード/FTP/ファイル保存、アプリケーションに送信するといったパターンを選択することができる。
FTP設定
アプリケーションへの送信では、例えばペイントに送信することで予め取得したスクリーンショットを開いた状態で立ち上げることができる。またFTPアップロード先を指定してURLへのマッピングを指定すれば、スクリーンショットを撮るとクリップボードにURLが入るということもできる。これはメールやチャットで活躍しそうだ。
ファイル名はウィンドウのタイトルや日付、時間そしてユニークなIDといった条件を指定して生成することができる。また、JPEG/BMP/PNG/TIFF/ICOなど様々なファイルフォーマットでの保存が可能だ。
ただ撮るだけのソフトウェアや、撮った後の加工までできるソフトウェアは既にある。ただし、撮った後の加工ソフトウェアが別で用意してあったり、撮った後の扱いがルーチン化しているならZScreenを使うの方が便利そうだ。
アプリケーションへの送信設定
**ZScreen - brandonz.net
**
http://brandonz.net/projects/zscreen/
SourceForge.net: ZScreen