動くグラフが作成できる「Turbo Plot」
テキストよりも画像、画像よりも動画と強いインパクトを与えるメディアは変化する。同じデータであっても、強い印象を残すのは画像であったり動くものだ。特にWebの場合、マルチメディアを扱うのが容易なので、ダイナミックに変化するデータの与えるインパクトは大きい。
2D/3Dに対応したグラフ作成ツール
単なるグラフであってもそれは言える。単なるデータもグラフ化し、さらにそれが動くとなれば受け手の印象は全く変わってくるはずだ。
今回紹介するフリーウェアはTurbo Plot、Flash出力もできるグラフ作成ソフトウェアだ。
Turbo Plotでは2D、3Dのグラフ作成に対応している。そこに四角や丸といったグラフを関数で指定することでプロットができる。基本となる形は予め定義されているのでさして難しくはないはずだ。
何種類かのグラフを重ねたところ
グラフのアニメーション機能がサポートされている。開始と終了のフレームを指定することで、出力した時に時間とともに描画されるグラフが描けるようになる。グラフを回転させたり、線種を変える、二次元と三次元の軸を組み合わせると言ったこともできる。
出力は専用のXMLファイルの他、Flashや画像での出力ができる。Direct3Dの機能を使うと、グラフ以外の3Dモデリングを作成することもできるようだ(未確認)。コンピュータ上であれば、紙とは違ってダイナミックに変化するプレゼンテーションも可能だ。グラフもその一つとして役立つに違いない。
**Turbo Plot - Home