Windowsのウィンドウ移動を便利にするユーティリティ「AltDrag」
モダンなOSにはウィンドウが付き物だ。そしてその操作方法として、移動はウィンドウ上部をドラッグして行うというのが当たり前になっている。この操作はWindowsでもMac OSXでもLinuxでも同じで、ごく当たり前になっている。
起動するとタスクバーに常駐する
慣れた操作というのはある意味学習コストが低いので便利だ。だが、さらに利便性を求めていくなら、新しい操作方法も試していく必要があるかもしれない。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはAltDrag、Altキーを使ったウィンドウ操作ユーティリティだ。
AltDragでは二つの機能が提供されている。一つはウィンドウ移動に関するものだ。Altキーを押していると、ウィンドウのどこをドラッグしてもウィンドウの移動ができるようになる。ウィンドウの上までマウスを持っていく必要がないので操作がしやすくなる。
アバウト
もう一つは最大化されたウィンドウをAltキーを押しながらクリックすると最大化解除になる機能だ。これは前者の機能を実装する上で対応しただけかもしれないが、これもまた画面の上までマウスを持っていかずに済むので便利だ。
起動するとタスクバーに常駐する。が、表示を消すこともできる。消してしまうと特別なアプリケーションを起動している感覚もなく、自然と利用できるようになる。ノートPCの需要が増え、トラックパッドなどを利用しているユーザが増えている。この場合、ポインティングデバイスとキーボードの距離は近くなるので、組み合わせた操作もそれほど難しくはないだろう。
新しい操作法というのは総じて違和感があるものだが、便利さになれるとなぜ元々なかったのかとすら思えるようになる。ウィンドウ操作に面倒さを感じていた方は試してみよう。
via Alt Drag Windows Moving Made Easier [gHacks]
altdrag - Google Code