Ajaxを使う上でよく使われるのがJSONやXML形式だ。最近では特に冗長性がなく、JavaScriptでそのまま使える分、JSONが好まれる傾向にある。しかしコンピュータ上は読みやすくとも、人向けのフォーマットとは言えそうにない。

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例えばデバッグの際にJSONフォーマットをチェックする必要があった場合、その解析は非常に面倒だ。そこで使ってみたいのがJSON Editorだ。

JSON EditorはAdobe AIR製のフリーウェアで、JSONやXMLの内容をパースして表示、編集できるソフトウェアだ。

JSON Editorを使うと、出力されたJSONをそのまま貼付けてReadボタンを押せばテーブル形式に並べ替えて表示してくれる。これで階層がどれくらい深いのか、希望した通りにデータが並んでいるのかといった情報が簡単に分かるようになる。

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多彩なショートカットキーがある

 

逆にデータを作成してJSONフォーマットに変換することもできる。さらにJSONの他にXMLフォーマット出力にも対応している。JSONで書くとこんなに短いのに、XMLだと長くなるなあと感慨にふけるのもありだ。ちなみにXMLフォーマットでは属性の設定はできないようだ。また、初期データをXMLで与えるとエラーが出てしまった。

殆どの操作がキーボードで可能で、20を越えるショートカットが設定されている。例えばpを押すとJSONフォーマットで出力、xを押すとXMLフォーマットで出力と言った具合だ。さらにWebブラウザ上で動作する版とAdobe AIR版とが提供されている。

システム上は扱い勝手の良いフォーマットであっても、そのデバッグがしづらいのは難点だ。さらにサンプルデータが作成しづらいのも問題だ。JSON Editorを使ってJSONやXMLを簡単に操作しよう。

via 2008-11-27 - ループスライダー

JSON Editor by katamari

 http://jsoneditor.net/