ミーティングの内容をレコーディングしておくと議事録作成などで役立つことが多い。記者などが取材の際にボイスレコーダーを持参していることは良くあるが、時々しか使わないならわざわざ買うまでもない。

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録音中の画面

 

最近は携帯電話にもボイスレコーダー機能がある。iPhoneにはそんな機能はない、なぜならアプリケーションで対応できるからだ。iTalkは今は無料で使えるボイスレコーダーソフトウェアだ。

現在の所無料というだけなので、気になる方は早めにゲットしておこう。また、初期のiPod Touchにはレコーディング機能がないので対応していないとのことだ。

iTalkの優れている点は、操作がごくシンプルなことだ。起動してレコードボタンを押すと、真っ赤な丸が表示される。これを押せばレコーディング開始だ。終わったら緑色のボタンを押せば良い。誰でも簡単に使いこなせる。さらに録音したデータにメモをつけておくことで後で参照しやすくすることもできる。

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録音したデータの詳細

 

レコーディングする際には、クオリティを設定できる。Good/Better/Bestの3パターンになっている。それぞれ11.025kHz/22.05kHz/44.10kHzとなっている。もちろん質があがれば容量も増す。とは言え数GBもあれば何十分かはもつだろう。

そしてもう一つの便利ポイントが専用クライアントソフトウェアの存在だ。Mac OSXとWindows向けに同期するためのソフトウェアが配布されている。iTalkを立ち上げた状態で母艦でiTalk Syncを立ち上げると接続されてレコーディングされているファイルの一覧が表示される。後はドラッグアンドドロップで移動すれば良い。

ちなみに筆者環境ではMac OSX版はiPhoneはリストアップされるが接続でエラーが起きてしまった。Windows版では問題なく接続からダウンロードまで行えた。

音声ファイルはAIFFで録音されている。ダウンロードしてしまえば、本体からは消してしまっても良いだろう。この専用クライアントがあるからこそ、iTalkの魅力は高いと言えそうだ。

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iTalk Sync for Windowsの画面

 

via Griffin iTalkSync: Sync iPhone Voice Recordings to Your Mac [O’Reilly Digital Media Blog]

Griffin Technology: iTalk Sync

 http://italksync.com/