これは新しいやり方だ。最近はIMといっても様々な提供形態が出てきている。Google Talkに至ってはGmailからチャットすることはもちろん、音声や動画のチャットまでサポートするようになった。さらにfacebookもチャットを提供している。

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Google Talk向け

 

そう、時代はWebアプリケーション化が進んでいるのだ。ならばその流れに逆らわず、IMクライアントもWeb化してしまえば良いと考えたのがGabtastik for OS Xだ。

Gabtastik for OS XはWebKitベースで作られているIMクライアントだ。

WebKitをベースにしているとは言え、サポートしているプロトコルは数多い。Facebook Chat、Google Talk、twitter(HahloというiPhone向けtwitterサービスを利用)、meeboとなっている。ちなみにmeeboは文字化けしてしまった。

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twitter用機能

 

meeboに対応することで、AIMやYahoo!、MSN、ICQ、Jabberにも対応できている。つまりGabtastik for OS X自体はチャット機能は提供していないのだ。Webブラウザを基盤としながらも、じゅうぶんな数のプロトコルに対応してしまうのだから凄い時代になったものだ。Gabtastik for OS Xの本体は透明度を設定したり常に最前面に表示したりする設定を行う。

また、meeboには対応していないがWindows版もある。各サービスにはコマンドキー+数字でショートカットを使って切り替えられる。Google Talkであれば通話もできるようだ。各サービスを一つに集約できる点においても便利なソフトウェアになりそうだ。

 

Gabtastik for OS X

 http://www.gabtastik.com/GabtastikMac.html