ネットワークを介してクリップボードを共有する「Shadow」
複数台のコンピュータを使っていると、簡単なデータのやり取りが面倒に感じることがある。例えばパスワードや、今ブラウザで見ているURLを別なコンピュータで見たいといった場合だ。
他のマシンとクリップボードを共有化
そんな時に便利なのがクリップボードの共有ソフトウェアだ。Mac OSX同士ならこれが良い。
今回紹介するフリーウェアはShadow、Mac OSX向けのクリップボード共有ソフトウェアだ。
Shadowはメニューバーに常駐するタイプのソフトウェアで、複数台なかったとしてもクリップボード履歴管理ソフトウェアとして利用することができる。テキストやファイルなどが区別して表示されるので分かりやすく、使い勝手が良い。
設定画面
そして複数台のMac OSXでそれぞれインストールし、クリップボードの共有設定を行う。クリップボードはグループ化することが可能で、そのグループ単位で共有/非共有が設定できる。さらにパスワードをつけて管理することも可能だ。
後は使いたいデータを選択してエンターキーを押してクリップボードに入れられる。スペースキーを押せば、クリップボードのデータは変更せずにその場に挿入することができる。検索機能もあり便利に使えることだろう。なお、筆者環境ではファイルの受け渡しはうまくいかなかった。
デザイン性の良いクリップボード管理ソフトウェアで、Mac OSXらしい仕上がりになっている。ネットワークを介して簡単なテキストをやり取りしたい場合などに便利なソフトウェアだ。
Shadow Public Beta