普段の作業は持ち歩きも含めてノートPCで作業している。HDDもあまり多くないので、動画や音楽は別なコンピュータにいれ、それをメディアサーバにしている。メディアの管理はiTunesで行っているが、音楽を手元でききたいこともある。

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iTunesのWebフロントエンド

 

iTunesには元々音楽の共有機能があるが、これはお互いにiTunesを入れておく必要がある。それが面倒ならブラウザで聴くことも可能だ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはpulpTunes、JavaベースのiTunesフロントエンドだ。

pulpTunesを立ち上げて、iTunesのファイル管理用XMLファイルを指定すると、ポート番号15000でサービスが開始される。後はブラウザから該当URLにアクセスすれば、音楽ファイルが一覧され、再生や停止ができるようになる。

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ダイレクトで再生も可能

 

ブラウザ上にFlashベースのメディアプレーヤが表示され、そこから音楽が流れる。レーティングや再生回数などの制御はされないようなので、あくまで簡易的に聴けるフロントエンドといった所だろうか。

音楽はMP3ファイルのみ対応で、pulpTunesから音楽ファイルをダウンロードすることも可能だ。またタスクトレイに常駐するためか、Windowsでしか動作しない(Javaであるだけに残念だ)。

ブラウザを経由するのであれば、イントラネットのみならず利用できる。いつでもどこからでも音楽が楽しめるようになりそうだ。

 

pulpTunes

 http://www.alpeb.com/?page_id=28

pulpTunes Server in Launchpad

 https://launchpad.net/pulptunes