ウィンドウの位置、大きさを制御する「WinSize2」
WindowsやMac OSXなどモダンなOSではウィンドウによるアプリケーション操作が基本だ。そのためか、例えば操作中に邪魔なウィンドウが表示されたり、海外製のソフトウェアでウィンドウサイズが異なり、すべてが表示されない状態になる…なんてウィンドウにまつわるトラブルも多い。
ウィンドウを表示したい場所に指定した大きさで
そこで使ってみたいのがWinSize2だ。操作は若干複雑ではあるが、慣れると便利に使えるオープンソース・ソフトウェアだ。
WinSize2はCtrl+Alt+Yがショートカットになっている。3つのモードがあり、ショートカットキーを押すごとに変化する。一つ目はアプリケーションやウィンドウ情報をWinSize2に登録するモード、二つ目は削除するモード、そして三つ目は設定を行うモードだ。
WinSize2はタスクトレイに常駐する
三つ目のモードを使うと、アクティブになっているウィンドウ名が表示される。そこでOKを押すと、次に画面の表示場所と大きさを設定する画面が出る。これが独特なウィンドウで慣れるまで使い勝手が悪いかも知れない。それが終われば次に同じウィンドウを表示した際に、指定場所で大きさも適用して表示してくれるようになる。
例えばメモ帳などのソフトウェアで検索ウィンドウがテキスト部分に重なって邪魔に感じている人は、自動で指定場所(ウィンドウ外)に出せたり、ボタンが隠れてしまっているウィンドウを広げることもできる。便利ながら都度面倒さを感じていたアプリケーションを便利にしてくれるソフトウェアだ。
サイズを変更した例
SourceForge.net: WinSize2