ソーシャル系のサービスは多数乱立しており、目的や用途に応じて使い分けている人も多いのではないだろうか。例えば写真はflickr、引用はtumblr、ブックマークはdeliciousといったいった具合だ。

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ポスト画面

 

だがそれらのサービスをデータに応じて選択するのは手間がかかる作業だ。そこでこれを使おう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTombloo、Webデータを選別してクリッピングしてくれるソフトウェアだ。

Tomblooはブラウザと各種Webサービスとの間に立って、振り分けを行ってくれるソフトウェアだ。対応サービスは数多く、Tumblr/FriendFeed/FFFFound/Flcikr/WeHeartIt/4u/Gyazo/Twitter/Jaiku/Google Bookmarks/Delicious/Snipshot/はてなフォトライフ/はてなブックマーク/はてなダイアリー/はてなスター/Livedoorクリップ/Wassrなどがある。

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設定画面

 

Firefoxアドオンとして動作し、任意のWebサイトやLivedoorリーダーなどで右クリックすると、ポスト先を選ぶコンテクストメニューが表示される。選択すると画面上部に入力欄が表示されるので、コンテンツの詳細やタグを決めたらポストすれば良い。

全てのサービスで登録している必要はなく、利用するサービスやポストの種類を選択できる。テキスト、写真、引用、リンク、ビデオ、チャット、リブログというコンテンツの種類それぞれについてサービスが複数指定できる。AmazonのアソシエイトIDを埋め込んだり、ショートカットキーを使ったクイックポストなど便利な機能が数多くある。

日本語のソフトウェアであり、日本向けのWebサービスにも数多く対応しているのが利点だ。多数のWebサービスを使い分けている人は、Tomblooを使うとさらに便利に活用できるようになるはずだ。

 

Home — tombloo — GitHub

 http://github.com/to/tombloo/wikis

to’s tombloo at master — GitHub

 http://github.com/to/tombloo/tree/master