知り合いでサービス名を決める際に、その単語で検索し、結果が返ってこないものを選んでいるという人がいる。そうするとサービスをローンチ後、同じ単語で検索した際に結果が徐々に増えていくことになる。それを認知度の一つの指標とするのだ。

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グラフ

 

SEO業者に限らず、Googleの検索結果を定点観測している人は多い。そんな人にお勧めなのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGootrude、Google検索結果をグラフ化するソフトウェアだ。

Gootrudeはある単語(複数可能)で検索した結果件数を日ごとにプロットしてくれるソフトウェアだ。実際にはデータの生成までで、グラフ化にはgnuplotを利用している。後は日ごとに実行し、データがたまったらグラフ化するだけだ。

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実行しているところ

 

検索設定は複数指定可能で、行ごとに設定していく。wgetを使ってGoogleにアクセスしているので、こちらは別途用意しておく必要がある。後はタスクに登録しておけば、自動でデータが集積されていくだろう。

蓄積できるのは検索結果の件数とバックワードリンク(リンク数)の件数となっている。どちらも市場の広がりや注目度の変化など、トレンドを知るのに役立つ指標だ。日々蓄積していくことで、サービスのはやり具合、変動を知ることができるのではないだろうか。

 

Gootrude - the Google Search Trender

 http://www.cipherdyne.org/gootrude/