※ 画像は公式サイトデモより

Railsアプリケーションの利点でもあり、欠点でもあるのは提供されるソフトウェアの完成度がそれぞれ高く、デザイン面での自由度が低いことだ。提供されるものを殆どいじらず利用せざるを得ないことが多い。

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公式サイトデモ

 

その点、プラグインという形で提供されるなら話は別だろう。この場合はユーザ自身で最適な設定を行わざるを得ないはずだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCommunityEngine、Rails向けに提供されるSNSプラグインだ。

CommunityEngineはプラグインと言っても十分な機能を備えた、SNS機能を提供する。海外で一般的なオープン型のSNSになっており、ユーザ情報などは登録していなくとも閲覧できる。

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ユーザページ(プレデター。友人にはシュワルツネッガーがいる)

 

ユーザ管理、ブログ、写真、ブックマークやそれぞれのデータに対するコメントができる。他にもフォーラムや投票、フィード配信などの機能がある。これらの機能がプラグインとして提供されるので、表示を変更したり、独自の機能を追加したりして自分だけのSNSが構築できる。

SNSに対しては個人的には疲れた感があるが、世の中ではまだまだ熱いバズワードになっている。RailsでSNSを構築、という時には注目したいソフトウェアだ。

 

Community Engine | A Social Networking Plugin for Ruby on Rails

 http://missingmethod.brunobornsztein.com/projects/community_engine/