3GのiPhoneがもうすぐ発表されると噂されており、そうなるといやが応にも日本向けの製品登場を期待してしまう(どこのキャリアかは分からないが)。プライベートな利用はもちろんのこと、その人気を活かした専用のWebサイトを構築する需要を喚起することだろう。

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自社サイトおよびクライアントのサイトをiPhone/iPod Touchに対応させるフレームワークがこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはSafire、iPhone/iPod Touch向けのフレームワークだ。

Safireはフレームワークとは言っても、実体はHTML/CSS/JavaScriptファイルと言ったビューのためのファイルを提供したものになっている。そのため、システム自体は自由に選択ができる。実際、サンプルはGoogle App Engineを使ったものiZillowになっている。

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Safireを使った実例。iZillow

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ロードし終わったらURL欄を消すといったことを関数一つでできるようにしたり、リンクのタイプによってアクションを変えたりすることも容易にできる。CSSもiPhone/iPod Touchに向いたものになっている。

すでにSafireを利用した例として、iZillow(不動産査定サイトZillowのiPhone/iPod Touch向けサイト)が立ち上がっている。こうした実例を見ながら構築していけば、iPhone/iPod Touch向けのシステム構築が手軽になることだろう。

iPhoneが日本で発売するかどうかは不明だが、既にiPod Touchはあるし、利用者も多い。Safireを使って魅力的なサイトを作ろう。

 

**Safire - the iPhone web application framework

 http://code.rememberthisguy.com/safire/**

safire - Google Code

 http://code.google.com/p/safire/