プロジェクト管理というと、大事のように感じてしまい引いてしまう人がいる。だがプロジェクトの大小に関わらず管理はすべきだ。ただその管理項目がプロジェクトの大小によって、変わるべきではある。

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何百、何千人月の場合はいざしらず、個人や少人数のプロジェクトであればこのツールを使ってみてはいかがだろう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRubyTime、Ruby on Rails製のプロジェクト管理ソフトウェアだ。

RubyTimeはシンプルにプロジェクトとカレンダーがベースになっている。後は作業項目と作業した時間を記録していけば良い。データは蓄積され、Flashベースのグラフとして出力できる。

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細かなプロジェクト管理機能がある訳ではないので、大規模な開発には向かないだろう。だが、逆に小規模、少人数なプロジェクトであれば効率的に必要な情報を管理できそうだ。RubyTime自体がRuby on Railsなのもライトな高速開発を連想させる。

最近の流行は小さく作り、大きく育てるにある。小さく育てるには素早く一気に集中して開発できる体制が必要だ。RubyTimeはそうした小規模精鋭開発にぴったりのソフトウェアではないだろうか。

 

rubytime - Google Code

 http://code.google.com/p/rubytime/