個人的にはあまり得意でないXSLT。XML自体がどうも冗長的な感じがするのと、さらにそれを解析して出力するというのがどうも合わない。が、時代はXMLでのデータやり取りが主流になっている。好き嫌いで判断してはいけない。

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XPathのデモ

 

手軽にXPathやXSLTを利用できるツールも登場している。これはJavaScriptから操作するライブラリだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはAJAXSLT、JavaScriptによるXPath/XSLT向けライブラリだ。

AJAXSLTはJavaScriptベースでXMLを解析し、XSLTと合わせて出力するライブラリだ。その解析の中でXPathが利用されているようだ。複雑なXMLを利用する場合には、DOM操作よりも効率的に開発できるXPathが利用できるのは嬉しい。

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XSLTのデモ

 

そして取得したXMLを整形して表示する際に利用するのがXSLTになるだろう。テンプレート的な位置づけで考えれば、JavaScriptを使った開発が楽になりそうだ。今はXML全盛なので、習得しておけば開発が楽になるに違いない。

JavaScriptはどんどん進化しており、できることが増えている。XSLTを使って描画をし、RESTfulとの連携ができれば、サーバ側の操作はどんどんなくなっていきそうだ。

 

ajaxslt - Google Code

 http://code.google.com/p/ajaxslt/