OpenDocumentをMS Officeで開く「OpenXML/ODF Translator Add-in for Office」
OpenDocumentを使えばOpenOfficeがメインのオフィススィートとして利用できるようになるだろう。Excel + VBAの便利さは残るだろうが、そうでない文書は数多く存在する。フォーマットが共通化すれば、利便性が増すのは確かだ。
とはいえ、それは将来的なOfficeのバージョンアップを待つことになるだろう。現状でできること、それはMS Officeにアドオンを入れることだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはOpenXML/ODF Translator Add-in for Office、OpenDocumentをMS Officeでも読み込めるようにするアドオンだ。
OpenXML/ODF Translator Add-in for OfficeはWord/Excel/Power Point向けに提供されるOfficeアドオンで、これをインストールするとファイルメニューにODFを開くというメニューが表示される。対応はMS Office 2000〜2007と幅広い。
そこから開くか、またはOpenDocumentファイルのコンテクストメニュー(右クリックメニュー)から開けるようになる。なお、ODFで保存を選ぶとOpenDocumentフォーマットで保存できるようになるようだが、Officeファイルコンバータが必要とのことだ。
筆者環境ではExcelでCalcのファイルを開くと文字化けが発生(というよりも認識できていない)してしまった。Wordファイルは問題なく読み込めるようだ。まだこれからバージョンアップを積み重ねていくことは間違いなく、今後に期待したいソフトウェアだ。
via Featured Windows Download: Open OpenDocument Files in Microsoft Office with OpenXML/ODF Translator [lifehacker.com]
OpenXML/ODF Translator Add-ins for Office
http://odf-converter.sourceforge.net/
SourceForge.net: OpenXML/ODF Translator Add-in for Office