Microsoft製のWikiエンジン「FlexWiki」
オープンソースやらスクリプト言語の世界に浸っていると分からないのがMSの世界だ。C#やVB、ASP.NETの開発者は非常に多く、世界中でIISを使って動いているWebサーバも数多い(らしい)。
確かにWindowsに標準で入っているIISは手軽に利用できるかもしれない。管理がGUIベースなのも分かりやすいだろう。IISを利用している環境下で使ってみたいのがこのWikiエンジンだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはFlexWiki、Microsoft社製のWikiエンジンだ。
FlexWikiは2004年にMicrosoftから発表されたWikiエンジンで、2008年になってバージョン2.0が正式リリースされた。それによって.NET Framework 2.0対応になったり、SQL Severをデータの保存先として使えるようになった。
だが、XMLベースでのデータ保存機能もそのままあり、編集などはそのままでも問題ない。が、ユーザ登録にはSQL Serverが必須なのか、接続エラーが発生してしまった。記法はそれほど難しくなく、ブランケットネームが[を二つではなく、1つで適用される点が他のWikiと多少異なる。
また、日本語のタイトルは使えないようだ。内容には日本語は問題なく使えるようになっている。その他、ネームスペース対応やスキン機能、RSS出力、差分表示機能などが揃っている。通常のWikiエンジンとしての利用は十分できそうだ。
IISをメインで利用したことがないが、ASP.NETを使った開発の話はちらほらと聞く。そうしたプロジェクトの中で情報共有をする際に使うと便利かも知れない。
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SourceForge.net: FlexWiki