はじめてコンピュータに触ったのは相当昔のことだが、その当時の性能に比べると今はものすごく高速化されている。とはいえ、そこで満足できないのが問題だ。一瞬でコンピュータが立ち上がったとして、何をすれば良いのか。すでに十分な性能だとは思いつつも、それでもなお高速化を求めてしまう。

ハードウェアを変えれば高速化できるだろうが、それはコストがかかりすぎる。現状を改善する所からはじめてみよう。

今回紹介するフリーウェアはMac OS X Speeder、プロセス最適化ユーティリティだ。

Mac OS X Speederはプロセスの優先順位を変更して、アプリケーション全体の反応をよくするソフトウェアだ。これにより、アプリケーションの操作が快適になる可能性があるとのことだ。起動してから順番に言われる通りの操作をしていくだけで完了する。

立ち上げてみた限りでは、ものすごく改善したというほど劇的に変わった印象はない。それは元々、対して重たい作業をしていないということもあるだろう。だが、少しでも速く、少しでも快適に操作したいという方は試してみても良いかも知れない。

最近はそうでもないようだが、かつてはデザイン＝Macで、重たいアプリケーションが数多く動作していた。現状でも動作の重たいグラフィックス系、ドロー系ソフトウェアをいくつも使いこなす方がいることだろう。どれだけ高速化されたコンピュータであっても満ち足りることはない、少しでも高速化したい方は試してみよう。

おたくマニアWEB ソフト館 　http://hp.vector.co.jp/authors/VA018100/index.html