Mac OSXの隠れた設定を引き出す「Secrets」
隠しコマンドやイースターエッグ等は、表面に見えなくとも存在しており、それを見つけ出すのに労力をつぎ込む人もいる。そして新たな発見があると喜びもひとしおだ。ないと思って諦めていた設定も、裏の項目として存在していたりする。
そうした裏設定を簡単に設定できるようにしてくれるソフトウェアがこれだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはSecrets、Mac OSX向けの裏設定用初期設定パネルだ。
Secretsは標準では表示されない各種設定を手軽に設定できるようにするソフトウェアだ。例えば各種アプリケーションのデバッグメニューを表示するようにしたり、Finderであれば隠しファイルを表示する設定にすることができる。
中には既に知られたもの(通常の設定で可能なもの)もあるが、Time Machineのバックアップをネットワークドライブ対応にするのもチェックボックス一つでできる等、便利なものも数多い。基本はMac OSX標準のアプリケーション向けだが、AdiumやSmultron、colloquy、Xcode向けの設定等もあり、人によっては便利に使えそうだ。
言わばコンピュータをさらに便利にするためのTipsを手軽に扱うためのソフトウェアと言う感じだろう。もちろん、個別には設定方法もあるのだろうが、それが面倒な方、便利なTipsを一気に取り込みたい方におすすめだ。
Secrets: index
http://secrets.textdriven.com/
blacktree-secrets - Google Code http://code.google.com/p/blacktree-secrets/