個人や少人数の企業であればGoogleカレンダーでも十分かも知れないが、数百人規模の企業ではまだまだExchange Server + Outlookという形のところもあるだろう。そんな中、利便性を求めてGoogleカレンダーを使いたいと思う人もいるかも知れない。

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だが、データをそれぞれ登録するのは面倒だ。そこでデータを同期させてしまおう。

今回紹介するフリーウェアはGoogle Calendar Sync、Google製のGoogleカレンダーとOutlookの同期ソフトウェアだ。

Google Calendar Syncはタスクトレイに常駐するソフトウェアで、IDとパスワードだけ登録すれば後は定期的に同期処理を行ってくれる。英語版のソフトウェアだが、日本語も問題なく扱える。

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同期の方法は二種類あり、2wayまたは1wayだ。2wayの場合は双方向、1wayの場合はOutlookまたはGoogleカレンダーのどちらかが主になって、もう片方は従になる。どれが良いかは人によって異なるだろうが、選択するだけなので簡単だ。

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データは放っておけば同期してくれるので、そのままでかまわないが、強制的に同期処理を実行することもできる。この手のソフトウェアは幾つかあるが、Google製ということもあって、信頼性が高そうだ。OutlookとGoogleカレンダー、いずれも使いたい方にとってはぴったりなソフトウェアだろう。

※ 2008年3月10日 謹製→製。誤用の修正

Google Calendar Sync: Getting Started

 http://www.google.com/support/calendar/bin/answer.py?answer=89955