あくまでも個人的な観点であるが、キーボードの中で一番使っていないキーはCapsだ。常に大文字を入力したいというニーズが殆どない。通常の文字キーはもとより、数字キーやファンクションキーは利用するが、Capsだけはまず使わない(むしろ知らない間にオンになっていてパスワード入力で面倒を起こす程度だ)。

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そんなあまりにも不遇なCapsキーを役立てることができるかも知れないソフトウェアを紹介しよう。

今回紹介するフリーウェアはCapster、Capsキーのオン/オフで起動を切り替えるソフトウェアだ。Capsterはソースコードが公開されているが、ライセンスが明記されていなかったのでご注意いただきたい。

Capsterはごくシンプルなソフトウェアだ。設定は二つだけで、一つは実行プログラムを指定する箇所、そしてもう一つはCapsがオンまたはオフを指定する箇所だ。そしてCapsterはCapsキーが指定した状態だったときだけ、指定されたプログラムを実行する。後は設定したCapsterのショートカットを保存するだけだ。

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例えば、何かの重たいプログラムがあった時に、起動完了するまでにやきもきさせられることがある。そうしたときにCapsterを介して設定しておけば、Capsterをオンの時は起動しないようにしておいて緊急時には素早くPCを立ち上げるようにできる。

筆者環境ではスタートアップの管理にAdjustStartを利用しているが、たくさんの起動プログラムを設定すると、起動が遅くなりストレスがたまってくる。時には素早く立ち上げたい時もあるので、そうしたとき用にCapsterを間に挟んでおくと便利かも知れない。

via Featured Windows Download: Switch Auto-Start Apps On Using Caps Lock with Capster

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