Bugzillaは優秀なBTS(バグ・トラッキング・システム)だが、技術者向けのソフトウェアとあって、インタフェースがこなれていない。そのため、一般ユーザまで含めてバグ管理を行おうと思っても、なかなかうまくいかないことが多い。

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バグを登録するのはユーザであると考えると、むしろユーザにとっての使い勝手を考えた方が良さそうだ。そしてユーザにとって使いやすいのはWebインタフェースよりもGUIかも知れない。

今回紹介するフリーウェアはMyZilla、BugzillaのGUIフロントエンドだ。

MyZillaはBugzillaのURLを指定して一元管理するためのソフトウェアだ。技術者であっても複数のプロジェクトに関わり、それをBugzillaで管理している場合は便利に利用できそうだ。

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まるでデータベースの接続を管理し、バグの登録ができるようになっている。添付ファイルなどもMyZillaから登録が可能だ。なお、現状では日本語が文字化けてしまうこと、処理中に何らかのエラーが発生してしまい、完璧な動作とは言えない状態ではある。

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だがバグレポートをExcelやPDFで出力する機能や、クエリを保存しておく機能など、便利そうな機能が揃っている。今後の発展に期待したいソフトウェアだ。

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MyZilla

 http://www.my-zilla.com/