間違った修正、上書きからドキュメントを守る「DocShield」
MS Officeの厄介だと思っている点の一つに、保存すると変更履歴がなくなってしまうということがある。保存した瞬間、Ctrl+Zで戻ることが必ず、間違った修正を戻すことができない。
そんな面倒を避けるのに便利なのがバージョン管理システムだ。だが、随時修正していく中でコミットしていくだろうか。そんなのは面倒だ、と考えるあなたはこれをどうぞ。
今回紹介するフリーウェアはDocShield、あなたのドキュメントを強力に保護するソフトウェアだ。
DocShieldは言わば現状をスナップショットとして保存、蓄積してくれるソフトウェアだ。指定時間ごとに登録したファイルの改変をチェックし、変わっていればスナップショットのバージョンを上げてくれる。自動で行ってくれるので、一般的なバージョン管理のようにコミット処理などが不要で手軽だ。
履歴をとっているので、戻すことももちろん可能だ。作業を続けていると次第にDocShieldのサイズが大きくなってくるので(DocShield自体はファイル一つで管理されているようだ)、時々アーカイブをバックアップしておけば良い。バックアップ先はUSBやFTPが選択できる。
基本のドキュメントタイプはWord/Excel/RTF/TEXT/PowerPointとなっている。これは自分で増やすことも可能だ。普通に作業しているだけでバックアップをとっておいてくれるというのは、非常に安心感がある。
後は日々の作業の終了時にバージョン管理システムに入れれば良いだろう。何段階かのバックアップ体制を整えておけば、いざというときにも慌てずに済む。
via Featured Windows Download: Keep Real-Time File Snapshots with DocShield [lifehacker.com]
DocShield - The ultimate document protection software