先日ご紹介したiPod Touch/iPhoneをタッチパッドにするTouchpadにプロ版が登場した。といっても有償な訳ではなく、依然としてオープンソース・ソフトウェアのままだ。ただ単純にタッチパッドの代わりになるだけなら面白くはない。さらにエッセンスが加わっている。

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今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTouchpad Pro、魅力的な機能が追加されたTouchpadだ。

Touchpad Proの魅力の第一が、十字マークによるキー送信機能だ。例えば、PowerPointによるプレゼンテーションの操作をTouchpad Proでできてしまう。プレゼンだからといってノートPCの前にいる必要がなくなり、さらにダイナミックなプレゼンが行えるようになる。

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そして、この十字マークを使って音楽を操作したり、Adobe Readerと連携してPDFや画像を拡大表示することができる。また、キーボード入力が手軽になり、URLを入力したりすることも簡単にできるようになった(日本語は送信できなかったが)。他にもブラウザの履歴をたどることができたりと、魅力がかなり増している。

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個人的にはプレゼン操作機能が心に響いた。ノートPCの前でプレゼンをしていると、どうしても手元のPCを見てしまい、声が下向きになってしまう。また、人に操作してもらうのも意外と面倒くさい。そこでTouchpad Proを使えば、ネットワークさえあれば操作が容易にできるようになって便利そうだ。

touchpad - Google Code
http://code.google.com/p/touchpad/