スケジュールを管理する上でカレンダーアプリケーションの存在は欠かせない。OutlookのようなGUI系や、GoogleカレンダーのようなWebアプリケーションまで様々に揃っている。

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筆者自身はGoogleカレンダーを使っているが、データの再利用性を高めるのに、独自のカレンダーアプリケーションを利用する選択も良い。そこで紹介したいのがこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはWebical、JavaベースのWebカレンダーアプリケーションだ。

Webicalは見栄えの良いWebアプリケーションで、Tomcatであればファイルを配置してSQLを別途実行するだけで利用ができる。残念ながら一部の日本語は文字化けてしまった。

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ベースは他のカレンダーを取り入れることからはじまる。URLを指定する必要があるので外部のiCalファイルが必要になるようだ。そして、そこに対して予定を追加できる。表示は日、週、月そして指定日数となっている。

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Ajaxなどは利用していないようだが、シンプルな画面構成で使い勝手は良い。現状、エラーが出ることが時々あるが、その点が克服されれば魅力的になりそうだ。テーブル構造も分かりやすく、別なシステムとの連携も容易そうなのも良い。

webical - Google Code
 http://code.google.com/p/webical/