XMLとFlashの相互変換「swfmill」
FlashやPDFの生成需要は高く、各種アプリケーションからPDFを生成したり、サーバサイドでPDFやFlashを生成するものが存在する。
そんな中、また一つFlashを生成するソフトウェアが登場した。しかも生成するだけではない、相互に変換するのだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはswfmill、FlashとXMLの相互変換ソフトウェアだ。
swfmillは内部的にMTASCを利用し、Flash(SWFファイルを生成する)。また、既存のSWFファイルをXMLに変換する機能がある。
SWF内に画像やフォントが埋め込まれている場合、それらを取り出してdataとしてXML内に出力することができる。なので、そのXMLを再度SWFにすると、画像も再現されるのだ。これができるのは凄い。
とは言え、SWFからXMLを生成し、再度SWFを生成し直したときの再現は完璧ではない。アクションの一部はうまく動作しなくなった。だが、画像のスライドショー等、簡単なSWFであれば十分XMLをベースに生成できそうだ。
XMLから生成できれば、特別な環境を用意することなく簡単に動的Flashが用意できるようになるかも知れない。今後、さらに発展することを期待したいソフトウェアだ。
swfmill swf2xml and xml2swf
http://swfmill.org/