ウィジェットやガジェットと呼ばれる仕組みは幾つか存在する。現状、Windows VistaやMac OSXであれば標準で実装された環境がある。ちょっとした操作の際に便利な仕組みだ。

特に、ブラウザを立ち上げることなく操作ができるのが便利だ。データをポストし、結果を待たずに完了できる。ローカルの電卓やカレンダーも良いが、やはりネットワークを使ったもののが便利だろう。その際に便利なのがこのライブラリだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはJolla、Mac OSXウィジェット用ライブラリだ。

Jolla（ホヤ）はウィジェット用ライブラリで、ネットワークを利用する際に便利な関数群を提供している。OSと接している分、通常のJavaScriptとはまた違う関数が提供されているので、こうしたライブラリは便利だ。

例えばURLエンコード、デコードであったり、指定した文字列をファイルに保存と言った機能もある。さらにネットワーク上のリソースをダウンロードして保存することもできる。ダウンロード完了時に呼び出すハンドラも設定でき便利だ。

さらにHTMLをパースする機能もある。Web APIが提供されている場合は良いが、そうでない場合はスクレイピングすることもあるだろう。そうした場合に便利だ。

Web APIが数多くなるにつれ、ウィジェットが魅力的になっている。Jollaを使ってネットワークを利用するウィジェットを素早く作ってみよう。

Jolla -Utility Plug-In for Dashboard
　http://hmdt-web.net/Jolla/