かつてがジョージ・マロリーがいった有名な台詞がある。なぜ山に登るのか、という質問に対して「そこに山があるから」と答えたあの台詞だ。

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なぜJavaScriptでグラフィックスを描くのか、それもまた「JavaScriptがあるから」だ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはJavaScriptGraphics、JavaScriptによる2Dグラフィックスライブラリだ。

JavaScriptGraphicsはもの凄くグラフィカルでレベルの高いものを提供している訳ではない。むしろドット絵のような簡易的なものと言えるかも知れない。

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だが、JavaScriptでのレンダリングとあって、描画した後に動いたり、アクションに応じた反応を見せる事ができる。サンプルではアナログ時計、色が変わる太陽、アイボール、文字の上でレンダリング等のサンプルが提供されている。

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何もJavaScriptでやる必要性はない。Flashの方が奇麗だし、簡単だろう。だがそれではいけないのだ。JavaScriptでやることに意味がある。JavaScriptが好きな方はぜひソースを見てみよう。

JSGraphics: JavaScriptGraphics
 http://www.karlson.ru/jsgraphics/html/index.html
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