みんな大好きピタゴラスイッチ。あの物理法則の中で動いていくボールが楽しくてしょうがない。あまりこっていない、素朴な素材もまた良い。

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そんなピタゴラスイッチをFlashで作ってみたいなら、これを使ってみるのをお勧めする。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはAPE、ActionScriptによる物理エンジンだ。

APEを使うと重力や摩擦抵抗を加味した物体の動きが再現できる。もちろん、物体同士の関連性も考慮されている。何はともあれ、デモを試してみる事をお勧めしたい。
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CarDemoは車風の車輪がついた物体を動かすデモA/Dキーで左右に動かせる。その状態で他の物体とぶつかったり、ジャンプしたりといった事が可能だ。

RobotDemoはまさにロボットのデモで、棒でつながったロボットが動く。棒が関節として関連性を持ちながら台を乗り越えたりするのが面白い。
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これを応用すれば、まさにピタゴラスイッチが作れるかも知れない。また、Flashを使ったアクションゲーム等でも役立つだろう。非常に興味深いライブラリだ。

APE - Actionscript Physics Engine
 http://www.cove.org/ape/

ape - Google Code
 http://code.google.com/p/ape/
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