テキストエリアで見たまま編集できる(WYSIWYG)HTMLエディタは数多く存在する。FCKEditor等は各種ブログシステムでも利用される程だ。一般的なPCユーザにとっては便利なものだろう。

だが、プログラマーは違う。コーディングができる環境が必要だ(本当か?)。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはEditArea、テキストエリアをプログラマブルにするソフトウェアだ。

EditAreaはJavaScriptで作られたプログラマー向けのソースコードエディタだ。PHP/CSS/JavaScript/Python/HTML/XML/VB/C/C++/Pascal/Basicに対応している。WYSIWYGなHTMLエディタ同様、テキストエリアをプログラムしやすいような見た目に仕上げてくれる。

フォーカスのある行がハイライトしたり、言語の標準関数や予約語、文字列などの色が変わる。他にも行ジャンプや検索、置換機能、フォントサイズ変更などの機能が実装されている。

HTML向け便利そうなのが特殊文字一覧で、選択するだけで入力できる。他にも選択している文字を取り出す機能もある。Ajaxを使って保存するようにすれば面白いかも知れない。

動作はIE6/7、Firefox 1.5/2、Opera 9となっている。Mac OSX+Firefoxでは文字がぼやけて見づらくなってしまうが、IE6では綺麗に表示される。公式サイトにはデモもあるのでお試しあれ。

EditArea - the code editor in a textarea
http://www.cdolivet.net/index.php?page=editArea

他のスクリーンショットはこちら。

文字列選択。

その位置。

特殊文字一覧。