無線LANが当たり前になり、ネットワーク全容の把握がしづらくなってしまった。実際、どの機器がどこにあるのか、ネットワークに接続されているかといった管理が難しくなっている。

そこで使ってみたいのがネットワークスキャナだ。初期状態の把握に、起動するだけで使えるこれはいかがだろう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRogueScanner、シンプルなネットワークスキャナだ。

RogueScannerは起動するとIPアドレスの範囲を指定するダイアログが出て、そこで指定するとスキャンを開始する。分かるのはIPアドレス、MACアドレス、ベンダー、モデル、スコア、クラスとなっている。

ちなみに試してみた所では、ルータがプリンタ(コニカミノルタ製)として認識された。これはフィードバックを行うことで、正しい情報が送信できる。恐らくMACアドレスから情報を引き当てているのだろう。

ごくシンプルな作りなので、簡単に使いこなせるだろう。多機能ではないが、すぐに知りたい場合などに活躍しそうだ。

Network Chemistry - Securing Networks From Rogue Devices
http://www.networkchemistry.com/products/roguescanner.php

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