開発プロジェクトをはじめ、様々な場面でSkypeを活用するようになってきた。企業によってはセキュリティ上の理由で禁止されているという話もよく聞くが、非常に勿体なく感じてしまう。

そんなSkypeで話していると、PCの画面を見てほしい時がある。スクリーンショットを撮って送るという手間をしていたが、これを使えばそんな面倒はなくなりそうだ。

今回紹介するフリーウェアはnyadesk、デスクトップのスクリーンキャストを相手に送れるソフトウェアだ。

秀逸なのは、動画の送信にWebCamの機能を利用している点だ。WebCamがない環境でも、これを使えば相手に動画を送る事ができる。操作の説明をしながら、実際に動かしてみせると言ったような使い方も考えられるだろう。

送信サイズは小(320×240)、中(640×480)、大(全体)とあるが、サイズによってCPUの使用率が格段に違うので注意されたい。小で30fpくらいが一番ちょうどいいと思えた。また、ウィンドウを選択して、そのウィンドウ内の情報だけ送信する事も可能だ。

ビジネスの場合、相手の顔を見ながら話す機会はあまり多くないだろう。むしろ相手や自分のPCを見ながらサポートすると言った方が多いように思う。CPUや送信時の負荷が最適化されれば、活用できる場面は多そうだ。

Virtual Desktop Camera for Skype
http://nyanyan.to/skype/nyadesk/index.html