JavaでWebブラウザ「Warrior」
Webサムネイルを表示するサービスは数多く存在する。だが、利用している人にとっては、人様の作ったものではなく、自作してみたいと言う思いがあるだろう。
方法は大体公開されているが、IEを使うか、Linux+Xvfbを使うかといった方法だ。しかしここにきて第三の方法があるのではないかと思い至った。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはWarrior、Java製のWebブラウザだ。
WarriorはPure Javaで構築されたWebブラウザだ。ブラウザとしての機能は数多くないが(というか殆どないが)、レンダリング周りではJavaScript(XMLHttpRequestも利用できる)、CSS2、フォームなどもサポートされている。
レンダリング機能は同じくPure JavaのCobraというHTMLレンダリングライブラリ(同じプロジェクト内で開発されている)が利用されている。これらを利用すれば、シェル上でHTMLレンダリングして画像にするなんて事ができるのではないかと思った次第だ。
まだ描画では大きく乱れる場合があるなど、実用的なレベルではない。だが、OSに依存しない技術は幅広く応用がきくので、今後に期待したい。
Warrior: Java Web Browser
http://html.xamjwg.org/java-browser.jsp
SourceForge.net: Java Web Browser and RIA Platform(プロジェクト)
http://sourceforge.net/projects/xamj